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アリス・コリンズはDNA検査でルーツがアイルランド人のはずがユダヤ人に?原因は病院の赤子の取り違え!【アンビリバボー】
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こんちは、ニッチマンです。

DNA検査、今アメリカではかなりポピュラー

になり、数多くの事件もこの手法を用いて

解決していますよね。

 

D.DムーアとかDNA捜査官としては日本でも

有名だとおもいます。

 

さて、今回はこのDNA検査を興味本位で用いた

所、自身の予想していた結果と多くかけ離れて

しまった女性のお話。

 

彼女の身に何が起こったのか?みて行きましょう

アリスコリンズのDNA検査によるルーツの謎

今回の主人公はアメリカ人のアリス・コリンズ・プレビュークさん。

(以下アリス)。

 

彼女はカリフォルニア大学に在籍したデータ

情報管理のスペシャリストでもありました。

 

事件から五年前に退職しており、69歳にして

興味本位から自身のルーツを調べてみようと

思い、Ancestry.comというDNA検査サイトへ

検査を依頼。

 

すると自身の出自と信じていた

『アイルランド人』としてのDNAより『ユダヤ

人』のDNAが濃いことが判明します。

 

アリスさんは両親から聞いていた出自としては

先祖はアイルランド系の移民と聞いていたそう

なんですよね。

 

だから自分もアイルランド系と信じていた

のに違う結果。

 

DNA検査ってこういう事あるからコワイで

すよね。興味あるけど。。。

アリスの両親の浮気疑惑が浮上?

アリスの両親は自身を間違いなくアイルラン

ド系だといいます。

 

検査の間違いだろうとアリスは再び検査を

お願いしますが結果は同じ。

 

となるとやはり自分の出自に疑いがもたれ

ました。『もしかして母親の浮気??』

 

その思考にたどり着くには訳がありました。

アリスの父親は軍人であり、家にいることは

少ない人でした。

 

その為、母親は一人になることが多く、その間

にできた子供ではないかというもの。

 

しかし、どちらかというとユダヤ人の祖先は

父親側の家系の可能性が高いとアリスは考えて

いました。

 

そのわけは父の出自が決して明るい物では

なかった。彼はブロンクスで生まれ、母親とは

小さい時に死別。父親は面倒を見切れずに彼を

孤児院へ預けています。

 

迫害された歴史のあるユダヤ系の末裔では?

と考え至ったわけです。

 

アリスの両親のDNAを調べてみるとユダヤ系の

DNAはやはり父親からの情報が多いという事実

にたどり着きます。

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なぜアイルランド系の父にユダヤのDNAが濃かったのか?血のつながりがない?

ともすれば、疑問が残ります。アイルランド系の

父にユダヤのDNAがなぜ濃かったのかという事。

 

アイルランドにおけるユダヤ人の人口は決して

多くはなく、エメラルド島からのつながりを

考えるのは難しいと判断します。

 

さらに衝撃的なことが発覚するのです。

アリスは自分たちのいとこにもDNA検査をお願い

しており、その結果を見たときに衝撃が走ります。

 

なんと父親の妹の子供たちにはユダヤ人のDNA

の痕跡がなかった。

 

そう、つまり父親とアイルランド系である叔母

に血のつながりがなかった可能性が出てきました。

 

なかなか衝撃的な出来事ですよね。最初は自分

の出自を疑ったわけですが、実は親の代から

ちがっていたと。。。

 

実際、アリスは父親の故郷であるアイルランドを

訪れた際に父親がアイルランド人らしからぬ体格

であることに違和感を覚えていたそうです。

 

しかし、これで父親の故郷といわれるアイルランド

からルーツを探る方法は途絶えることを意味します。

 

そこでアリスはブロンクスの父親の出生した

病院の記録を洗うことにしました。

 

すると驚愕の事実が!

病院での赤ん坊の取り違えが原因?

ところが、有力な手掛かりは見つかりません。

しかし、ある日、ひょんなことから事態は進展

します。

 

病院での赤ん坊の取り違えの可能性がでて

きたのです。

 

いとこの知人にアリスと同様、自身の聞いていた

ルーツと全くちがった結果がDNA検査で出た人物

がいたそうです。

 

彼女はノースカロライナ州にすむジェシカ・

ベンソン。彼女は自身のユダヤ人のルーツを

探る為にDNA検査をしたところ、なぜか

アイルランド人のDNAが濃かった。

 

そうこれはアリスの全く逆の現象です。

 

そこでアリスは一つの仮説を立てます。

病院での赤ん坊の取り違えが原因で父親は

別の家族の赤ちゃんだったのでは?という

もの。

 

そこで、アリスはジェシカに親籍にブロンクス

のフォーダム病院で1913年9月23日ごろ

に生まれた人物がいないか?と問うたところ、

 

『祖父であるフィリップがその頃生まれました』

と答えます。

 

謎は全て解け、真実がわかりました。

そうです、ブロンクスの病院で子供の取り違え

が起きていた。

 

ニューヨーク市の出生記録をしらべてみると

確かに9月23日にジェシカの祖父である

フィリップの名前があります。

 

1913年頃はまだ、出生時の赤ん坊にタグを

つけるという習慣がなかった時代。

 

アイルランド人の家族の元にはユダヤ人の子

が、ユダヤ人の家族の元にはアイルランド人

の子が家族と一緒に帰っていたのです。

 

それぞれの家族の写真と交換したアリスと

ジェシカはやはり互いの父は互いの祖父母に

よく似てることを感じていたとのこと。

 

その後、DNA検査によってつながった

家族は互いのルーツについて語り合う

ほどの仲になったそうです。

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あとがき

いかがでしたでしょうか?興味本位で自分のルーツ

を調べた結果、全く違う結果となってしまった。

 

ここでアリスさんのすごいところはそこで

あきらめずに調べつくしたところですよね。

 

祖先のルーツのアイルランドへ行ったり

親戚のDNAをしらべたり病院の出生記録を

みたりとありとあらゆる手をつかった。

 

でもそこで行き詰るのですが、ひょんなことから

点と点が線につながる。

 

なにか運命的な導きも感じるお話ですよね。

ほんじゃまた~。