スポンサードリンク
窒化鉄フライパン山田工業所の【打出しHANAKO+A(ハナコプラスエー】の感想・レビュー!
スポンサーリンク

こんちは!ニッチマンです。

 

在宅ワーカーになった人、一時的に職を失っ

てしまった人、いろんな人の話を耳にします。

 

そんな時、わりとどうやって過ごしてるかを

聞いたら『料理はじめました』って声も多数。

 

料理始めると、必ず一度はこだわりたくなる

のが道具ですよね。

 

そこで、色々調べていたらやっぱりテフロン

やソレに類似した表面加工はどうしても

持って2年ほどで劣化してきます。

 

鉄のフライパンなら長持ち!使い方次第

では一生つかえたりするのでなんとなく

相棒感もでて『育てゲー』感覚で使える

ので興味ある方もいるかな?とおもって

 

手持ちのフライパンの感想を書いてみた

いと思います。

窒化鉄フライパン山田工業所の【打出しハナコプラスエー】の感想・レビュー!

今回感想を述べるのが山田工業所の打ち出しフライパン『HANAKO+A』

 

山田工業所はテレビでも何度も取り上げられる

ほど有名な鉄製フライパンメーカーでその

最大の特徴は一枚の鉄板をプレス加工では

なく、ハンマーによる打ち出し加工でフラ

イパンにしているという所。

ちょっとわかりにくいかもしれ

ませんがビミョーにハンマーの跡を確認

することができます。

 

プレス加工よりも鉄の分子が複雑に入り組む

為、強靭なフライパンがつくれるんだとか。

 

そしてこのHANAKO+Aシリーズの最大の特徴

が『窒素加工』。通称『窒化鉄』といわれる

鉄に窒素を反応させて表面加工することで、

鉄の最大の弱点である『錆』を克服。

 

航空機や船など錆に対する強度を求められる

分野で培われた技術を応用しています。

 

現在、窒化鉄製のフライパンは各種メーカー

出してきています、他に有名所では『リバー

ライト』や『ビタクラフト』『鉄匠』などが

あります。

窒化鉄フライパン山田工業所の【打出しハナコプラスエー】の使用感は?

結論から言うと、『窒化鉄フライパン』は

どのメーカーも大差なしwww詳しくは後述。

 

まずこちらのフライパンの前に、ニッチマン

の使用してきたことのあるフライパン歴を少々。

  • ティファール(テフロン)
  • ビタヴェルデ(セラミック)
  • グリーンパン(セラミック)
  • リバーライト(窒化鉄)
  • 燕三(鉄)

などなど。。。後はホームセンターで

売ってるPBの安い物を数しれずって所

です。上記テフロン系もセラミック系も

最長2年ほどでこびり付きがひどくなって

行きました。

 

燕三は手入れが大変。ちょっと油断すると

すぐに錆びがでてくる所謂普通の鉄フライパン。

 

リバーライトは非常に使いやすかったですが

サイズが20センチほどの小さいモノだった

ので今回は有名な『打ち出し』のフライパン

山田工業所の窒化鉄フライパンを購入するに

至ったわけです。

 

さて、選択肢が『窒化鉄』のフライパンに限定

するとリバーライトとの使用感の違いなどが

参考になりそうなのですが、もうぶっちゃけ

一緒です。

 

窒化鉄である限り、どのメーカーもそう機能

に違いは無いと感じます。といっても

現在2メーカー比較『山田工業所』と

『リバーライト』しかしてませんが。。。

 

ただ『鍛造』というワードにロマンを感じる

人は『山田工業所』の『打出しハナコプラスエー』

の窒化鉄フライパンをお勧めします。

こびり付きにくさは?窒化鉄フライパンはくっつきやすい?

鉄製のフライパン全般に言えることですが

正しい油回しと火加減に気を使えばそう

簡単にはくっつきません。

 

その中でも『窒化鉄』フライパンは普通の鉄

のフライパンよりも表面の窒化鉄層が細かい

凹凸を形成するらしく、それが油のなじみを

助けるので幾分くっつきにくい特製があります。

 

事実『燕三』のフライパンよりくっつかなかった

ですね。『燕三』はかなり育て無いとくっつきま

くりでした。

 

そういう意味では、鉄のフライパンよりも

窒化鉄のフライパンは初心者にもお勧め

できます。なんと言っても錆びない。

 

まず最初に使う前に『油ならし』という工程を

踏みます。

 

こちらリバーライトのHPからの引用ですが

油を鍋の深さの1/3くらいまで入れて、弱火で5分ほど熱します。
火を止めて、油をオイルポットなどの容器に戻します。
キッチンペーパーなどで、鍋の内側に残っている油を、鍋肌にまんべんなくすり込むように拭いて下さい。

この工程を踏むことで表面の凹凸が油に

馴染み、くっつきにくい層を形成します。

その後の調理時も一度油返しという作業

を必ずします。

 

鉄製、窒化鉄製の両方共通作業になるのですが

煙がでる直前位まで温めて、多めの油で

一度なじませてから、油を油入れに入れて

戻し、再び調理用の油を足す。これを調理

前に忘れずに行ってください。

 

この工程さえ真面目にして、調理中は使って

中火まで。

 

側面に火を回すと側面の油が焦げ付いて

くっつきの原因になったり、底が焦げたり

してくっつきやすいですね。

 

使い始めは、できれば野菜炒めなどが良く

馴染んできてから肉類や魚に移っていった

ほうがストレスなく使える印象。

 

餃子などを焼く時はちょっと多めの油を

入れた方が安心です。蒸す為にお湯を指す

と、油が少ないとくっついてしまう事が

多かったですね。

窒化鉄層って剥がれるの?かなたわしは大丈夫?

メーカー曰く、剥がれないけど割れるそうです。

窒化処理は表面に何かを貼り付けるわけではな

く染み込ませている処理になるため、剥離は

しません。イメージでいうとスポンジに吸わせた

水を剥がすのが無理な感じですかね。

 

リバーライトの説明にはなりますが、窒化鉄層

は表面に硬いせんべいのような膜で覆うイメージ。

 

なので硬いものを落としたりすると、その部分

からヒビが入る事があるんだそうです。

 

そうすると、そのヒビが入った部分から錆が

出ることもあるらしいです。

 

では金たわしは大丈夫なのか?という疑問も

でてくるのですが、大丈夫なようです。

 

持っていたリバーライトのフライパンに油が

炭化した物が溜まっていて、ガシガシ金たわし

で落としましたが、その後燕三のフライパンの

様に錆びたりすることはなかった。

 

つまり金たわしで擦る程度では窒化鉄層に

傷を入れることは難しいと考えられます。

 

日々のお掃除は使ってすぐにお湯とたわし

やササラでさっと洗うだけでOK.

 

鉄のフライパンの様に空焼きして乾かす

必要もなしです。錆びません。

 

ちなみにこういうブラシあると非常に

便利ですので合わせて買っておくとストレスが

減りますね。

丈夫な窒化層だが衝撃には弱い?窒化鉄フライパンの窒化層の深さ(厚さ)は?

こすり耐性はある窒化鉄フライパンですが

過度の衝撃には弱いという側面もあります。

 

そもそも窒化鉄の窒化層はどのくらいなの

でしょうか?メーカーの公式情報がなかった

ので『鉄の窒化処理』についてのサイトにて

得れた情報によると、本当に鉄の表面のみに

作用しているようです。

 

それによると最大硬度を誇るのは表面の

わずか0.05mmまで。

0.5mmの深さに達するとほぼほぼ

元の鋼材と同じ硬さになるようです。

 

ただしこれは窒化処理をする時間に比例

しており、上記は30時間処理をした場合

のもの。ですが、0.1mmまでの硬さは

時間による差がそれほど大きくないので

この0.05~0,15mmまでが窒化層

として機能してると解釈して差し支えない

と思います。

 

本当に表面だけなんですねー。ちなみに硬度

的には元の鋼材の倍まで上がります。めちゃ

硬い。硬いということは、割れるということ

でもあります。(実際は元になる鋼材に窒化

に必要な元素が多く含まれている事が条件、

普通の純鉄では高硬度への変化は期待でき

ないらしい。尚、同フライパンが適した鋼材

を使用してるかは不明)

 

多少の衝撃には耐えれるとは思いますが

高いところから落とす、鉄のお玉でガンガン

叩くなどは避けたほうが良さそうです。

(多分大丈夫だけどメーカーは推奨していない)

通常の使用範囲なら問題はないとは思いますが。

まとめ

というわけで、基本的には使用感はいいと

思います。ちゃんと作業順を守っていれば

大体くっつきません。

 

手入れも鉄のフライパンに比べて非常に簡単。

ですが敢てデメリットを上げるなら、油慣らし

や油返しがめんどくさい。

 

ノンオイル調理は無理。あと、実は酸の強い

モノは料理に鉄の香りが付きやすいので余り

お勧めできません。

 

フライパン煮込み料理などはしない方がいい

でしょうね。

 

そういう料理はやはりテフロン系がお勧め

です。基本焦げ付きませんから笑

 

というわけで結論からいうと

窒化鉄フライパンの『打出しハナコプラスエー』

は良くも悪くも窒化鉄フライパンといっしょ

 

打出しであるメリットは余り感じない

所有欲はみたされる笑

鍛造はロマン!って人におすすめ。

以上となります!