
こんちは!ニッチマンです。
アラブで鷹匠大会って初めて聞きました。
あんまりイメージなかったんですけど
実はバリバリの本場みたいですね。
お金のかけ方からなにからスゴイ大会。
世界ふしぎ発見!ではバンリちゃんが
ナビゲーターとして登場!
高校生鷹匠の小川涼輔君と共にアラブの隼レース
にのぞみます。
さて、高校生鷹匠の小川くんが参加したこの
アラブのはやぶさレースについてちょっと
調べてみようと思います。
アラブ首長国連邦の首都アブダビの賞金8億円の隼レースとは?
総額8億円の隼レース・・・いい響きですね。
さすが金貨の自販機のあるドバイのある国です。
さて、この隼レース、元々歴史あるものかと
思えばそうではないみたいです。
アラブの国の人々にとって、鷹狩は上流階級
の遊びでもあり、貴重な狩猟法でした。
しかし、砂漠に生息する鳥【ホバラ・
バスタード】などの食肉目的での乱獲が横行。
結果として絶滅の危機に瀕しています。
この事を受け、アラブの支配階級は鷹狩に
よる狩猟を禁止。
娯楽としての鷹狩りは狩猟禁止区以外で行う
用になり、パキスタンやリビア・スーダン
イラクあたりまで出張しなければならなく
なったようです。
最近ではモロッコやヨルダン・サウジアラビア
あたりが人気だそうです。
そこで2000年に入った頃にスポーツ
としてのレースを行うようになります。
これが現在の隼レースの始まりのようです。
隼レースのシーズンは?
ちょっと詳しい開催日までは調べれなかった
のですが10月~3月にかけての秋と冬に
計9つのレースがおこなわれるようです。
その中でプレジデンツカップとよばれるものは
最高賞金700万ドルと車が73台。
これを分けるのか一人が持って帰るのかは
ちょっと不明でしたがどえらい金額ですね。
そりゃ2500羽も参加するわって感じです。
アラブ・アブダビの隼レースのルールは?
革のフードを取り外し、ラプターはF1レースカーよりも速く加速し、ロープに固定された羽の束を持って数百ヤード離れたトレーナーへのダイビング飛行経路をたどります。引用:https://www.businessinsider.com/middle-east-falcons-uae-training-2019-1
(He removes a leather hood from each and, one by one, the raptors accelerate faster than a Formula One race car and follow a diving flight path to a trainer standing a few hundred yards off, holding a bundle of feathers fixed to rope.)
とまぁ、非常にシンプル。
数百ヤード離れた場所の羽根の束を取って
戻ってくるタイムを競うようです。
何回計測するかなどの細かいルールは
ちょっと調べきれなかったですが
あまり細分化はされてなさそうな印象ですね。
競技用のはやぶさと狩猟用のはやぶさのトレー
ニングは違うらしく、スタミナ重視やスピード
重視など筋力のバランスがそれぞれちがうので
目的に合わせたトレーニングを行います。
競技用のはやぶさは瞬発力重視。一回飛んで
早く戻ってくる事に特化させているので
もし今回、自前の隼を小川涼介くんが連れて
参加してるなら、不利でしょうね。
小川君のはやぶさクイル君はおそらく狩猟用
の調教をしてるとおもうので、瞬発力では
レーシングファルコンに負けてしまいそうです。
アラブ首長国連邦ではやぶさの人気急上昇!女性鷹匠も登場!
上記のようなはやぶさレースが大変人気が出て
最近では女性鷹匠も登場しています。
2016年にはADFC(アブダビファルコナーズ
クラブという2013年に設立された政府所有の
アラブ首長国連邦の鷹狩促進組織)で女性部門
も発足。
方はプレジデンツカップでも上位入賞して
約2700ドル獲得したりと活躍も目覚ましい
ようです。
はやぶさブームで野生のはやぶさが密猟?
この隼レースのブームのうらで、悲しいお話も。
野生のはやぶさと養殖のはやぶさ、どっちが早い?
って聞かれると、やっぱり【野生】って答えて
しまいますよね?現実はどっちかしらんけど
そういうもんです。
やはり、アラブの上流階級の一部の方々はこの
妄執にとらわれて、野生のはやぶさ(獲っちゃダメ)
を秘密裏に捕獲したりしてたそう。
そこでADFCはレースに出場するはやぶさが
野生でない証明書を提出を義務化してそれを
阻止してるそうです。
やっぱりこういう事おこるよね。
まとめ
アラブ首長国連邦の首都アブダビで行われる
賞金8億円の隼レースは政府公認の組織
ADFCの管轄の元、鷹狩が禁止になったことを
うけ、新たにスポーツ化させレースとして
2000年代から始まったレース。
ルールは所定のいちからはやぶさに羽の束を
取りに行って戻ってくるタイムを計測するもの。
近年、女性の鷹匠も現れ、上位入賞も果たしている
とまぁ、こんな感じですね。
鷹狩ってやっぱりお貴族様の嗜みみたいな
部分が多いみたいです。
ちなみに日本での鷹匠って商売でやって
行けるの?ってはなしですが、害獣駆除
である程度って感じですね。。。
これ一本となると。。。どうなのか?
そのうち調べますほなまたの^^