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鳥取米子市強制わいせつ事件の犯人が富山氷見冤罪事件の真犯人!
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こんちは!ニッチマンです。

アンビリバボーで絶望的な状況を紹介して

くれる2時間スペシャルがあるみたいですね。

 

絶望的な状況、それつまり味方が誰一人とし

ていない状況。

 

右を見ても左を見ても誰も信じてくれない。

でも自分はしていない。そんな状況、貴方は

耐えられますか?ニッチマンは無理ですね。

 

そうして心を折られ、あらぬ罪をかぶせら

れた事件が過去に富山県氷見市で起きた事

があるんです。

 

日本でまさか・・・と思われるかもしれま

せんがなんと平成のお話。。この事件の概要

と真犯人の名前や現在を調べて見ましょう

富山氷見冤罪事件の概要と真犯人は?

2002年の3月13日に発生した富山県で

起きた婦女暴行未遂事件などの容疑合わせて

2件の容疑で逮捕、懲役3年に実刑に服した

後に真犯人が見つかった大冤罪事件。

 

被害にあったのは当事タクシー運転手であった

Aさん。

 

2002年の4月15日に3月に起きた16歳

の女子高生に対する強姦未遂事件の犯人として

逮捕されてしまいます。

 

後に別の少女への容疑でも立件され再逮捕。

合わせて2件の婦女子暴行未遂・強姦容疑

で逮捕されてしまいました。

 

こちらの事件は上記の事件より前に起きた

事件ですね平成14年の1月14日の事件

となっています。

 

しかしこれは誤認逮捕だったのです。

逮捕のきっかけは少女の証言だけという

なんとも恐ろしい理由からでした。

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正当性を欠く取り調べ

Aさんへの取り調べは任意で行われたと

されていますが中身はとても言葉通りの物

ではなかったそうです。

 

逮捕される7日前の4月8日以降から断続的に

3日間、警察による事情聴取が朝から晩まで

執り行われました。

 

被害者少女の証言から人相を割り出し該当

する人物がAさんだったのです。

 

Aさん意外に14名の容疑者が上がって

いたのですが被害女性がふたりとも柳原

さんを選んだことで逮捕する決め手になった

とのことでした。

 

そしてAさんが似ているという情報を

提供したのは同じタクシー会社で働いて

いた元同僚だったそうです。

 

そうした晴天の霹靂とも入れる出来事に面食らう

間も無く行われる取り調べにAさんも精神を

すりへらし憔悴し始めます。

 

そこに取調官はAさんの家族もAさんが

やったのは間違いないといっているなどと心を

おる様な嘘の誤導を行いついに人としての尊厳

を踏みにじられ心が折れてしまい、容疑を認め

自白してしまいます。

 

もちろん、Aさんはこの地獄の様な状況を一分

でも早く抜け出したかったから他ならない嘘の

自白であったわけですが。。

 

しかも、自白した時にはすでに逮捕状は用意され

ているという不可解な事もあったようです。

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警察の証拠の歪曲。

1月に起きたものを第一事件。3月に起きた物を

第2事件とします。

 

警察は初めに第2事件で逮捕。しかし、物的証拠の

少なさから処分を保留。なんと同一犯という可能性

があることを利用して第一事件で再逮捕します。

 

第一事件での聴取も圧迫あるものであり、事実を

捻じ曲げられていた、もとい、本当の事を言える

状況では無かった事がわかっています。

 

証拠品として上がっていた靴の場所なども正常な

判断がもはやできないでいるAさんは最終的に

燃やしたということにせざるを得ない状況に

 

被害者証言にあったサバイバルナイフやチェー

ンなどの物的証拠はAさんの家にあった代用で

る果物ナイフやビニール紐で認定。

 

流石に被害者もサバイバルナイフとチェーンを

果物ナイフとビニール紐に間違える事は考えに

くいとわかるはずなのですが。。。

 

追い詰められて正常な判断ができなくなった

事でさらなる窮地へ追い込まれたわけですね。

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警察のずさんな捜査

結論から言うと、冤罪事件であり、Aさん

には非は一切なかったのですが、捜査がまた

ひどい。

 

実は最初の事件の時には被害者女性の携帯及び

固定電話に犯人からの電話がかかっており、そ

の履歴も捜査のポイントの一つになっていました。

 

しかしAさんの携帯から履歴は保存期限を過ぎ

ており確認できず。

 

しかし第2事件の時に実は実兄に電話をしており

その記録は残っていたのでした。

 

しかも、その電話時間帯は犯行のあった時刻付近

でありアリバイとして成立させる証拠になり得る

ものであったのを見落としていたそうです。

 

また、遺留品としてあった靴ついても嘘だろ?

とおもう様な出来事が起きています。

 

遺留品としてあった靴のサイズがなんと柳原

さんの足のサイズと大きく離れていたのです。

 

 

警察は基本的にAさんの自白を元に

逮捕することを決めていた節がありますね。

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冤罪事件のその後は?

結果として、Aさんは3年の懲役を受けます。

実刑としては2年余りで仮釈放という形で世

に戻ってきました。

 

そして出所後は世間の風当たりも強く、再就職の

為に25社も会社をあたったのですが全滅します。

 

警察の取り調べによる恐怖心からPTSDを発症した

ことと2年あまりの服役の保証として国から1000万

の保障を得ますが、弁護士費用や日々の生活費で現在

は困窮なさってるとのことです。

 

また、親族とも疎遠になってしまっていたようで

冤罪事件は人の人生のすべてを狂わせる物だと

改めて感じますね

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真犯人は鳥取米子市強制わいせつ事件の犯人

では真犯人は誰だったのか?それは

鳥取米子市でおきた強制わいせつ事件の犯人

でした。

 

平成18年8月1日に起きた鳥取米子市内で

起きた事件の犯人を逮捕、その後多数の性犯罪

の余罪が露見します。

 

その犯行手口や場所をみると富山県での犯行も

あり、富山県警でもこの男を調べるとなんと

柳原さんが冤罪となった事件の犯人である事を

自供します。

 

この犯人は事件のあった場所の特徴、犯人以外

知り得ない情報、また証拠遺留品となる靴のサイズ

など多くが合致してたそうです。

 

しかしこの時すでに柳原さんは求刑通りの役に

服したあとだったのです。

 

なお、この平成18年の米子市での事件も

調べようとしたのですが、該当する日付で

の犯人逮捕の情報などがない状況でした。

 

過去30年分の新聞情報を調べれるサイト

などで調べたんですけど、2006年での

逮捕は1月にあったスプレーを使った物だ

け見つかるのみだったのでおそらくネット上

には情報ないやもしれませんね。

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まとめ

冤罪事件って本当に怖いですよね。

今回のケースは被害者である女性の証言や

物的証拠の精査が甘すぎた為としか言いよう

がない事件。

 

また、Aさんに関わる全てがAさんの不利益に

働いたとしか考えようのない事件です。

 

どこかで誰かがおかしいと思っていたら

こんな事件は起きなかったのでは?と

思わざるを得ません。

 

現在なら、色々と証拠になり得る物が街の

至る所にあったりします。携帯のGPSの精度

やログも相当高性能。

 

アリバイとして立証にも役たちそうですけど

当時は無理でしょうね。

 

痴漢やわいせつなどの被害者の無念を晴らしたい

警察の気持ちも多いにわかりますが、冤罪で人生を

壊されたAさんの心情は察して余りあります。

 

現在、非常に困った状況におられるそうですが

どうか心安らかに過ごして欲しいですね。