
こんちは!ニッチマンです。
アンビリバボーの新作放送ですね
スタジオ収録が難しいので制作大変とは
思いますやはり再放送だと見たこと有るので
ねぇ。。。
今回はアメリカテキサス州の事件。
この街は祈祷師に相談していろんな事を決める
事がまだ残っているシャーマニズム傾倒の
文化もある街だそうで、この街で男子高校生が
その生命を他人に奪われる事件が起きました。
犯人は実行犯で殺し屋と依頼した祈祷師、
そしてもうひとりは高校生の男子の彼女の
母親・・・いったいなぜ?
海外のサイトを元に調べてみました。。の
でちょっと約が違ってるかもしれませんが
大体大筋は合ってると思います
一言でいうと、超過保護母親が娘の為に
元カレをバンした事件です。
ジョーイフィッシャー事件の人物
ジョーイの彼女・・・クリスティーナ・シスネロス
クリスティーナの母・・・ドーラ・ガルシア・シスネロス
街の祈祷師・・・マリア・メルセデス・マルティネス
マリアの顧客・・・ダニエル・オーランド・ガーザ
殺し屋・・・イスラエル・オリバレス・セベタ
殺し屋・・・ヘリベルト・プエンテス・ピサ-ニャ
ジョーイフィッシャー事件の概要
1993年3月3日、テキサス州ブラウンズビ
ルの北部、高級住宅街ランチョ・ビエホで自宅
の外で愛車を洗車中だった高校生のジョーイ・
フィッシャーが何者かに射殺された事件。
犯人は複数班で実行犯に別れており、全部で
5名の犯人がいる。
実行犯の殺し屋の2人とこの二人に依頼した
依頼主として3人。
ドーラの娘、クリスティーナとジョーイは恋仲
であったが別れてしまう。
ドーラはジョーイと娘がくっつくのを望んで
おり、よりを戻すキッカケとして500ドル
でデートするように頼むが拒否される。
その後、祈祷師のマリアの元へ行き、お呪い
をかけて貰うように依頼。
呪いをかける事はできないとドーラにマルテ
ィネスは伝えると今度は誰かに頼んでジョー
イに危害を加えると発言した。
歪んだ思考が積み重なり、ジョーイを殺害する
事を選択したドーラは3000ドル払ってもい
いから彼が殺害されることを望んだ。
マルティネスは3000ドルの為に協力を申
し出た。
ドーラはマルティネスにジョーイの写真と金
を渡し、マルティネスは自身の顧客の一人、
ガーザに渡した。
ガーザはこの金をつかいメキシコ人の殺し屋
二人、セペダとピサ-ニャを雇いジョーイを
殺害する。
二人の殺し屋はメキシコに逃亡。
後に、メディアに取り上げられて大事になり
逃げ切れないと思ったガーザが警察に出頭。
司法取引の末、マルティネスとドーラと
残りの二人も逮捕される。
大まかな流れはこの通りですね。
何故ドーラは金を払ってまで娘とよりを
戻したかったのかのに殺害したのか?
何故祈祷師に相談したのか?
殺害の手口や逮捕までの調査やその経緯
など詳しく見ていきます。
ジョーイフィッシャー殺害の犯人の手口
ジョーイは当日、学校に行くための準備をしてから
車庫から母親の車をだし、ホースで水をかけて
車のホコリを落としていた。
彼が車に水をかけていると背後から忍び寄り
38口径の銃で2発発砲。
胸と頭にあたりこの世を去ることになる。
銃声を聞いた母親はすぐにジョーイを発見。
娘に911に連絡するように伝え、父親の
バディにも連絡した。
もうひとりの息子エリックや他の通行人
の証言によると犯人は白い4ドアの車で
メキシコのナンバープレートがついていた。
朝の僅かな時間での出来事だったようです。
この後、情報に懸賞金などをかけて大体的
に捜査協力が行われます。
ジョーイフィッシャー事件の犯人の調査で浮上した謎名刺の数「214」と人物「ルディ」
警察は当初、犯行は通り魔の犯行と考えて
調査。しかし、現場を調べている段階で
テニスシューズの足跡とある名刺を発見する。
名詞には『214』と市外局番が書かれており
これが捜査の手係になると判断。
その名刺にあった会社はコリン群保釈事務所
のものであり電話をかけて保釈金申請書の
コピーを送ってもらった。
警察は加害者がこの名刺の持ち主である
可能性を考え、持ち主特定に全力をあげた。
其の中で頻繁にメキシコに訪れていた男
ルディ・クェラーの名前があった。
その日の朝のうちに警察はジョーイの現在の
彼女であったマリアネラに事情聴取、彼女に
元カノであるクリスティーナと言葉を交わし
たかを尋ねた。
マリアネラは話したことはないと供述。
ドーラも同じく警察の尋問をうけたが
別段おかしなところはなかった。
この時点で警察はジョーイとクリスティーナ
の関係は殺人とは無関係と判断していた。
それよりもジョーイの継父(ちょっと親子関係
がよくわからなかった)が中国のエビを扱う
会社との契約上のトラブルがあり、その報復
の可能性も視野にいれて捜査を始めようとして
いた。
注目度の高さから、住民のタレコミも多く情報
が集まってきていた。其の結果警察はジョーイ
殺害の犯人は麻薬ギャングでジョーイは誰かと
間違って殺害されてしまったのではないか?と
仮定して捜査していたが、後にこれは誤った
情報であったことがわかった。
犯行時に使用されたと思われる車両も
メキシコ国境近くでみつかったがこれも
犯人逮捕につながる証拠にはならなかった。
警察はマッキニーにある保釈事務所に電話
をして、今度は南テキサスで最近の保釈申
請書の情報を求めた。
書はかねてからマークしていたルディ・
クェラーの住所を伝え、彼の申請書を
FAXで送ってもらった。
捜査官は申請書の「4」の文字と名刺の
字が酷似している事を元に、この名刺の
持ち主がルディであると断定
ルディの保釈金を解除する令状を持ち警察
はマッキニーの保釈事務所へ出向き、彼の
保釈は解除、その事をしったルディは保釈
事務所へ行くと警察尋問された後もし逮捕
されたらこの場所に連絡しなさいと番号を
わたされた。
警察の尋問によってルディはブラウンズビ
ルのダウンタウンのモーテルで名刺を渡し
ていたことがわかり、宿泊客を洗い出した。
ルディは頻繁にブラウンズヒルに出入りし
ていたラミロ・モヤという人物を警察に
紹介、かれが詳しい詳細をしっていると。
ラミロは彼の異母兄弟であるダニエル・
エル・グエロ。オーランド・ガーザを
警察に紹介した。
ジョーイフィッシャー事件犯人の逮捕!ルディの正体は?
警察はガーザを尋問、すると彼はジョーイ
殺害に関与していたことを自供した。
自分がしたことへの自責の念もあったらしい。
彼はその後警察に協力することで直ぐの逮捕
とはならなかった。
彼は妻と離婚しており、その際に相談に祈祷師
の元へ訪れたと供述。
彼の妻が夫婦関係に対する呪いをかけたから
関係が破綻したと信じており、その関係を
修復するには祈祷師マルティネスの協力が必要
であった。
ガーザはマルティネスにジョーイ殺害の見返り
として呪いをとく約束をしていたと供述してい
たのが後の調査でわかっている。
ガーザはマタモロス(メキシコにある自治体)
に知り合いの殺し屋を二人知っており、彼ら
にマルティネスから渡されたターゲットの
ジョーイの写真とを渡して依頼していた。
実はこの二人が所属していた組織のリーダー
がルディであった。
ガーザは警察に協力してマルティネス・
ドーラ逮捕するために殺し屋が更に金を
請求しているとマルティネスに連絡を取り
盗聴器をつけて面会して証拠を集めた
マルティネスも事件への関与証明されるが
彼女もまた、ドーラ逮捕協力するかわりに
しばらくの間は逮捕を免れている。
マルティネスからドーラへガーザから殺し屋
が金を要求している事を伝えた。
盗聴器をマルティネスに仕掛け、ドーラ
との会話を盗聴。
これを元にドーラも逮捕となる。
残り二人の実行犯は既にメキシコに逃亡
したとみられていた。
1994年2月に殺し屋の一人プエンテス
ピサーニャを車泥棒で逮捕。
同年5月23日にもうひとりのオリバレスも
車泥棒で逮捕されている。
裁判についてはまた別のページでまとめて
おこうと思います。
次になぜジョーイと娘のクリスティーナ
の復縁を望んでいたドーラがジョーイ殺害
におよんだのか?その理由について。
ドーラはなぜジョーイとクリスティーナの恋愛相談を祈祷師にしたのか?
この事件、いろんな思惑が交錯した事件でも
あります。
ドーラは何故祈祷師のマルティネスに相談
をしたのか?
これはこの街、というよりドーラの出自の
方に大きな理由があるようです。
ドーラはテキサス州ロス・インディオス出身
の裕福な牧場の出身。
ブラウンズビル出身の外科医の夫と結婚し
5人の子供を持ち、地元の医療協会南部支部
の会長を務めるほどの人物でした。
そして敬虔なカトリック信者であり、家族
を大切にしていたそうです。その反面、
ロス・インディオスはメキシコに近く、
メキシコの宗教文化が深く根ざした土地
でもあり、宗教的・民間療法的な解決法に
頼るところが大きいかった。
キュランデリスモといわれる心霊療法
の実践者(祈祷師)からの影響を大き
く受けていたのです。
そしてブラウンズヒルの街では街には
祈祷師が白魔術や黒魔術を提供していた。
人々は結婚や恋愛や厄除けなどで祈祷師
を尋ね、相談していたのである。
ドーラが特に祈祷師に頼るようになった
のは長男の死がきっかけと言われている
息子の死以降、彼女の狂気がはじまり
過剰に子どもたちを保護するようにな
った。
ドーラがジョーイを殺害しようと思った理由
前項のとおり、家族愛が異常なまでに大きい
ドーラは娘の為に行動を起こした結果、次弟に
ジョーイが憎しみの対象になっていった。
クリスティーナとジョーイは付き合っていて
別れた。其の恋愛はジョーイにとっては遊び
出会った可能性もあるらしい。
彼は友人の一人に彼女とは肉体だけの関係で
感情的に好きではないと語っていたと話して
いたそうだ。
その後、1992年の6月、二人の関係は
終わった、その際、ジョーイはクリスティ
ーナにプレゼントした指輪を返して欲しい
と頼んだが彼女はこれを拒否している。
又ジョーイは指輪の返却を拒んだ事に腹をたて
10日以内に返さないと行動を起こすとメール
を送っていた。
悲しむ娘を見かねたドーラはジョーイに
連絡を取り何故娘と別れたのかを問いただした。
ジョーイはクリスティーナは優しい、でも
ボクは他の子ともデートしたいと言った。
ドーラはその後、ジョーイの父のバディに電話
をして彼にも何故娘と別れたのか、指輪の事も
ふくめて連絡をとっている
バディは息子はもう自分で決めれる年だ、クリ
スティーナと息子の間の問題で私の出る幕では
ないと伝えた。
ドーラはジョーイの非行を伝えたかったのか
ジョーイが飲酒してるのを知ってるか?とバディ
に聞くがバディは『酒を飲むのは息子の年齢
では珍しくない』と伝えた。
バディはジョーイに紳士的に振る舞うように
注意するとドーラと約束をし、ドーラもまた
クリスティーナに指輪を返すように約束した。
ジョーイはドーラの娘と寄りを戻そうとする
行動に腹をたてた。
その後新しい彼女ができ、二人の仲は決定
的となった。
つまり、思うようにいかず、娘を捨てた
ジョーイへの殺意が芽生えたということ
だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?男子高校生と
女子高校生の恋愛のもつれがここまでややこしく
悲惨な結末になるとは・・・・
英語の情報を翻訳してるので多少ニュアンス
違うかもしれませんが、プレイボーイな印象
があったジョーイ。
そのジョーイに娘がもてあそばれたとドーラが
判断したと予想がつきます。
どこまでの情報が本当かはわからないのですが
もしドーラの言った話や友人の話がすべて真実
で遊びのつもりでクリスティーナと付き合って
別れた。。。「誠実」であったなら・・と思い
ます。
占いで物事を決めるというのもちょっと
怖い印象をうけましたね。
シャーマニックな事柄で恋愛や結婚などの
運命を左右できるという考えがノーマルって
わりと怖いかもしれません。
気休めを超えた信心と歪んだ親子愛
が起こした悲劇というところでしょうか?
以上となります!