
こんちは!ニッチマンです。
世界なんだコレミステリーでリッチさんの
ハッピーゴーストハンティング
またまた新作?が登場ですね!
今回はアメリカで最も幽霊が出るホテルの内
のひとつ。。アメリカたくさんありますね、
この手合のホテル(笑)
情報を調べて行くと場所はアメリカルイジア
ナ州のセントフランシスビルにある
『マートルズプランテーション』という宿泊施設
がその現場になるようです。
いったいここにどのような幽霊と悲劇的な事件が
あるのか?調べてみました。すると意外な結末が(笑)
マートルズプランテーションの幽霊と事件
マートルズプランテーションでは数多くの
幽霊が目撃されています。
中でも有名なのが『クロエ』と呼ばれる
奴隷の少女の霊。
マートルズプランテーションは母屋と離れの
ような場所があり、その調度間の廊下にある
まるで『二宮金次郎像』のような人影がわかる
でしょうか?
これは1992年にオーナーが保険会社の
火災保険を評価する為(多分見積もり)に
取られたモノ。
この写真を精査した所、人間の大きさに
等しいことだけがわかっているそうです。
ぶっちゃけ、そこに人がいたんじゃない?
と思いそうですが、よくよく見ると建物が
人物を透かして見えるのです。
透けているんですよ。。体が・・・汗
この人物こそ、後述するマートルズで
最も有名な幽霊『奴隷の少女クロエ』
ではないか?と言われており、この写真を
元にしたポストカードは『クロエポストカード』
と呼ばれているそうです。多分お土産になる。
その他にも、こちらは教師と教え子が
マートルズプランテーションの中庭で
撮影したものになるのですが、なんとも
言えない表情の女の子が写っています。

https://www.myrtlesplantation.com/
たまたまカーテンの影がそうさせたのか、
本当に幽霊なのかは不明ですが、この写真も
『写真』としては加工されたわけでもなく
確かにそこに写っているモノだそうです。
ちなみにこのホテルにある通称
『マートルズプランテーションミラー』
は覗くと幽霊が見えるらしい。。。
そのうちの3人は後述する毒殺されたと
言われる経営者家族のものだそうだ。
なんとも不思議な事が起きていますね。
ではここでマートルズプランテーションの歴史
を少々。
マートルズプランテーションの歴史は?
幽霊ある所に事件あり。マートルズプランテー
ションの歴史から凄惨な事件がないか調べて見
た所、曰く6~10件ほど人がなくなる事が起
きている、、、とのこと。
その前にざっくりとマートルズの歴史について
見ていきます。
この宿は1794年にデビッドブラッドフォー
ドという人物によって建設されています。
彼は弁護士であり、後には検事総長にもなった
優秀な人物でした。
一時期はワシントン近くに大きな家を持つほど
に成功しましたが1794年10月にウィスキ
ー税の反乱に関与したために追われる身となり
セントフランシスビル近くのバイユーサラへ
定住します。
その後バトンルージュ(ルイジアナ州都)
の近くに『ローレルグローブ』を建設します。
その後、ブラッドフォード一族の手から
ラフィングレイスターリングという人物に
渡り、マートルズに改名。
これが後のマートルズプランテーション
となります。
とこれがマートルズの大まかすぎる歴史。
では誰がなくなったのか?について調べて
みました。
マートルズプランテーションに関わった人物で死亡した人
10件ほど殺人事件が起きた・・・というウワ
サがある同ホテル。
しかしながら紐解いてみると実はそこまで
ではなくて実際に殺されたのは一人とのこと。
上記の創設者のブラッドフォードには
妻が一人と5人の子供がいました。
そのうち、娘のサラとクラークという
教え子の男性が結婚します。
この二人の間にも3人の子供がいました。
この中で死因のわかる範囲で調べたら次
の通り。
サラ・マチルダ(ブラッドフォードの娘):死因・黄熱病
ジェームズ(サラとクラークの息子):死因・黄熱病
意外に少ないですね。悲劇的な事柄でその
オーナー一族の霊魂が出るって話ではない
のかもしれません。
ブラッドフォード一族の次にオーナーに
なったスターリング一族もまた、病気などで
多くの人物を亡くされています。
スターリング自身は結核でこの世を去って
います。
スターリングには9人子供がいたのですが
結婚適齢期まで生存したのは4人。
長男は父親と同じ年に亡くなります。
他の兄弟の死因は不明ですが、娘の一人
サラ・マルフォードの夫ウィリアム・ウィンタ
ーは南北戦争後に家の玄関で銃殺されています。
また二人の子供のは6人の子供がいましたが
内一人は腸チフスで亡くなっています。
あとの方々は書くほどではない普通の亡くなり
方をしたのか、情報がなかったです。
一つ言えるのは『殺人』されたのはサラの夫の
ウィリアムの一件のみということです。
その後、スターリング一族の手から
ハリソン・ミルトン・ウィリアムズという人物
にわたり、その後マージョリマンソンという
富豪の未亡人に売却。
この頃から怪談が囁かれる様になったとのこと。
そして今語られている伝説の話がこちら。
マートルズプランテーションで一番有名な幽霊『奴隷の少女クロエ』の伝説とは?
まず最初に、マートルズプランテーションで
殺人が起きたのは資料上確認できた範囲では
一件のみなんです。
これを覚えておいてください。
では行きまーす。
このマートルズで語られている『クロエ』と
言う幽霊の話。これがかなり悲惨と言うか残酷
な話なんです。
クロエは前述したブラッドフォード家のクラ
ーク(婿)の嫁のサラと二人の娘を怒りのあ
まり毒殺してしまいます。一体なぜ?
実は、クラークは奴隷を性愛の対象として
見ており、クロエに対しても親密な関係を
持っていました。
クロエはそれを嫌でも拒むことができない理由
があったのです。
もし従わなければ、過酷な野外労働が待ってい
る。それは死に等しい事だったのでしょう。
そもそもプランテーション=農園なのでその
労働環境は過酷であった事が伺えます。超肉体
労働でしょうね。当時は。
しかし、クラークはやがてクロエに飽きてしまい
別の子と関係を持ち始めます。
自分が飽きられたと思い込み、人の会話に耳が
立ちます。うかつなことに主人であるクラーク
の個人的な会話の内容を聞いてしまい、盗み聴き
していたこともバレてしまい、バツとして片耳を
落とされさてしまいました。
この傷を隠すため、彼女は緑色のターバンを常
に巻いていました(目撃される幽霊もターバンを
巻いている)。
そして事件が起きます。
ある人はこの事件はクロエがクラークの信頼を
得る為に自作自演で食中毒事件を起こし看病
して恩を売るためと。。。しかし同じ奴隷仲間
はただの『復讐』であると口にします。
クラークの娘の誕生日ケーキに毒を入れ(毒物は
キョウチクトウの花だった)家族に提供します。
娘二人と妻のサラはケーキを口にしますが
クラークは食べませんでした。
その日のうちに体調が悪化、クロエは3人を必死
に看病するも3人ともその日の内に他界してしま
います。
クロエのこの行動がクラークの怒りを買い
他の奴隷に飛び火する前に奴隷たちはクロエを
捕まえ、木に吊るしされ、更に石をくくられ
川へ放り込まれたそうです。
この事件以降、クロエの幽霊が度々
マートルズプランテーションで目撃される
とのことです。
次のページで驚きの事実が!実は幽霊のクロエは?
クロエは存在しなかった?
実は、このクロエという人物、記録上に存在
しない奴隷だというのです。
ちなみにこの物語で殺されたはずの
サラと二人の娘についても、調べてみた所
サラは1823年に黄熱病で死亡しており
彼女の子供は娘二人ではなく、息子一人と
娘一人。更にはこのあとに生まれる予定の
オクタビアという子の存在も消されています。
これは話の時系列がオクタビア出産前の話
だから当たり前といえばそうなんですが(笑)
因みに、この息子一人は前述のジェームズ。
サラが亡くなった翌年に黄熱病に倒れています。
幼い頃に死んだわけでなく、結構良いお年に
なってから亡くなられたとの事です。
多くの矛盾点をはらんでいる伝説のクロエは
セントフランシスビルの公式記録には
存在し得ない人物だったそうです。
なぜクロエが生まれたのか?
どうにもこれのでどころがマートルズ
を購入した前述の未亡人、マージョリーマンソン
が歴史あるマートルズで起きた不思議な出来事の
ウワサを聞いて(古い家だとウワサくらいある)
始まったらしい。
そのウワサの出どころもどうやらマージョリー
の前に所有者だったスターリング家の人。
スターリング一族の間で有名なお話だったそう。
日本でも大きい家に行くとあの蔵には・・・て
話あるのと似てますね。
緑のボンネットを着た老女の幽霊が出る
という話をしていた。これが色々と曲がって
緑のターバンになったと思われる。
少なくとも、スターリング家に伝わっていた
幽霊は『若い奴隷の少女の霊』ではないのです。
1980年に『LIFE』誌に掲載されメディアに
注目されるとさらに物語は追加。
どんどんと脚色されるようになり、クロエの死
に加えて、スターリング家の一人がギャンブル
で揉めて刺殺とか3人の北軍兵士が略奪しようと
して侵入した所返り討ちにあって死亡したとか
もあります。
さらに史実にある唯一の殺人、ウィリアム・ウィンター
の死でさえ脚色されているようです。
彼は銃撃に倒れそうになりながらも愛する人の
元へ行こうと階段を17段上がったところで
息絶えたそうです。
その為、誰もいない階段をのぼる足音が
17段目で止まるという怪奇現象が起きている
そうです。。。。。が、実際はウィリアムは
打たれた場所で亡くなっているそうです。
まとめ
リッチさんのハッピーゴーストハンティング
の他の記事はこちらもお勧め。
いかがでしたか?この記事は海外でめちゃ詳しく
調べてくれている記事を参考に執筆してます。
その記事自体の信頼度は不明ですが、
相当調べられた印象を受けました。
ウワサの尾ひれがこうやってついていく
という典型を見た感じでしたね。
ただ、クロエという幽霊は存在しなくとも
マージョリーが語っていたスターリング家
の者が見たという緑の老婆の霊はいるのかも
しれませんね。
その証拠に今でも何かしらの怪奇現象が
起きているとのこと。
ウワサになれば霊的なものが集まりやすく
なるんだと思います。一種の信仰のような
力が働いているのかもしれません。
話に尾ひれは付き物ですが火のない所に煙は
立たない。。。きっと何かいるんだと思います。
というわけで今回はこんな感じ!ほなまたのー