
こんちはニッチマンです。
アンビリバボーのエド・シャーマン逮捕劇について調べていたんです。
1985年、エレンという女性が自宅で絞殺された。容疑者として浮上したのはエド・シャーマン。大学で教師をしている彼女の夫だった。しかし、遺体の死亡推定時刻に、エドは友人たちと船に乗り海上にいたというアリバイが。
遺体の第一発見者である人物の証言から、エアコンの設定が異常に低くされており、遺体の状態が操作されていたと推理。本当の死亡時刻が分かれば、エドのアリバイも崩れる。刑事・マルチックは徹底した聞き込みから、本当の死亡時刻を絞り込んだ。これでエドのアリバイは完全に崩れた、はずだった。しかし、頭の切れるエドは万一のために他にも天才的な策略をめぐらせていた。
なかなか確証を掴めないマルチック刑事はついに責任を追及され警察を追われてしまう。しかし退職後も諦めず、ひとり捜査を続行することを決めたのだった!引用アンビリバボーHP
このエド・シャーマンもメンサの会員と言う噂あったりかなりの天才でのらりくらりとかわし証拠不十分で責任追及されて警察を追われる話として紹介されています。
なのでどんな人だったのか調べてみたんですけど、、、アンビリバボーの様に警察を追われたッて話は見つからなかったんですよね。
ミッシェル・マルチック
ミッシェル・マルチック刑事は弁護士でもあり現役時代はコチカネットコチカネット州警察に勤めていた刑事でした。
1945年12月22日生まれで父はマイケルと母マリリンの間に生まれます。マサチューセッツ州ウースターの出身。1965年にウォーターフォード高校を卒業してその後地元の警察であるウォーターフォード警察に3年間勤務します。
そしてコチカネット州警察に転勤し、ここで22年間勤務します。州警察時代に刑事に昇進し、Major Crime Squad、日本で言うなら捜査一課かな?に配属されます。
その経歴の中で、今回のエド(エドワード)・シャーマンや連続殺人犯のマイケル・ロスの逮捕に大きく貢献。
その後は州警察で逃亡者を捜査する課に配属され後に州弁護士事務所で過ごしました。また、ニューヘブン大学で博士号を取得、1994年にはクイ二ピアック大学で法医学の学位を取得しています。
2016年の5月14日の土曜日に家族に囲まれながらローレンス記念病院で息を引き取りました。
ミッシェル・マルチック刑事の功績
アンビリバボーで詳しく紹介されると思いますが、彼の功績の一つはエド(エドワード)シャーマンの逮捕と連続殺人犯のマイケル・ロスの逮捕。
エド逮捕の際には操作上に浮かび上がってきた多数の関係者(エドとエレンの周囲には同機があると思われる人物が非常に多かった。これは2人がオープンマリッジだった事が理由として考えられる)に地道な聞き込みをして、事件解決の糸口を掴んでいった。
後にヘンリー博士の医学的見地などと合わせてエド逮捕の重要な手がかりとなった。
もうひとつはアメリカを恐怖に陥れたマイケル・ロスの逮捕では1980年初頭に起きた連続殺人犯であったマイケル・ロス逮捕に彼の鋭い観察眼が生かされました。
聞き込みの中で寄せられた情報の違和感に気づき、すぐに調査。数千もある可能性から犯人逮捕の糸口を掴み見事にマイケル・ロスを逮捕することに成功します。
被害者に接近した車は最初ダットサンだったが、その車を所有している人物と被害者遺体の発見場所があまり離れている事に違和感を感じ再度目撃者に情報を聞きに向かいます。
その時に情報提供者がダットサンでない可能性を示唆。そこでパンフレットから該当の車種を絞り込む事に成功。
そして青いトヨタ車で有ることを突き止め、その該当する持ち主を調べた中に犯人のロスがいたのです。彼の地道な聞き込みと違和感に対するひらめきがなければまだまだ被害者が増えていたかもしれない事件ですね。
まとめ
アンビリバボーの内容にそうような警察を追われた・・と言うエピソードはちょっと見つかりませんでしたが非常に優秀な刑事であった事はよくわかりました。以上です