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OKOは泥水や菌やウィルス、重金属を濾過して飲める?濾過能力は?アイアム冒険少年でゆきぽよの泥水がぶ飲みを検証!
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こんちはニッチマンです。

 

アイアム冒険少年でゆきぽよがなかなかショッキングな画像を披露しましたね。(出典:TBS)

 

泥水を汲んで、それをがぶ飲み・・・・なかなかスゴい絵面ですね。しかしこの水筒、『OKO』という浄水機能付きの水筒なんです。

 

やっぱりね!普通に飲むわけ無いじゃん!安心安心!・・・・・て素直に思えますか?これって結構ヤバい気がするんですよね。

 

というわけで、OKOが泥水を飲んでも大丈夫なのか?について調べて見ました!

 

OKO(オコ)はアメリカ生まれのNASA由来の技術を使用した携帯用浄水ボトル

さて、今回注目されるこちらのOKOについて簡単に説明します。2013年頃に日本に入ってきたアメリカ生まれの携帯浄水ボトル

当時はかなり画期的なアイテムとして紹介されていました。なんと言っても『コーラが透明になる』という強烈な謳い文句を引っさげての日本輸入ですから。

 

NASAがISS(国際宇宙ステーション)で使用している水の濾過技術と安全を留意したFDA(米国食品医薬品局)の基準に準拠した素材を100%使用したボトルを組み合わせています。

 

OKOの販売会社曰く、世界140カ国以上の水源から採取した水を濾過することが可能とのこと。

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OKO(オコ)のろ過の仕組みは?菌やウィルスも除去できる?濾過能力は?

2ミクロンの細孔サイズに加えて、この素材は正に帯電した電気吸着(吸引・保持)プロセスを利用して、細孔サイズよりもはるかに小さい有害物質を吸引・捕捉します。水との接触によって活性化された電荷フィールドは、それぞれ1ミクロンずつ広がり、侵入してきた有害物質を実質的に細孔に閉じ込めることができます。ÖKOのレベル2フィルターのラボテストでは、e-coliの99.994%、クリプトスポリジウムとジアルジアラムリアの99.9999%の除去率が確認されており、湖や小川、国際的な水源で最も一般的に見られる細菌や微生物を除去しています。0.8mmの厚さのフィルターには400個以上の孔があり、有害物質がフィルター膜を通過するためには、その孔を通過しなければならない「曲がりくねった道」が形成されています。引用:https://okoh2o.com/

こちらはOKOのアメリカのサイトからの引用文となります。ご覧の通り電気吸着をすることでフィルターの『目』よりも細かい有害物質を吸引して捕捉するようですね。

 

ここでちょっと聞き慣れない言葉が出てきます。e-coli クリプトスポリジウム ジアルジアラムリアについて少し説明します。

 

e-coliは大腸菌のことですね。糞便系大腸菌群とも言われているようです。クリプトスポリジウムはいわゆる『原虫』の類で体内に入ると激しい腹痛と下痢に悩まされ、重篤になると死に至ることもあるそうです。ジアルジアラムリア、こちらも寄生虫症の一つとなり主な症状は腹痛、便の異常、糞便中の粘液、および腹部膨満などです。

 

どれもかかりたくないですね。これらをみる限り、かなり高い濾過能力を保持してる事が伺えます。ですがウィルス除去に関する記述は見られませんでした。電気吸着で多分除去出来ると思われるが公表はされていませんでした。

 

というわけでOKOの公式HPに直接問い合わせをしてみました。

 

送った内容は「泥水での使用は可能か否か?」。それに対して「泥水という表現が一般的過ぎて判断できない。ろ過能力のPDF送るで確認して」というお返事が。

 

わざわざ日本のユーザーに対してちゃんと返してくれるなんていい会社です。結構こういった質問時間かかることが多かったのですが2日で返事きました。

 

もちろん英語で着たので和訳したものを乗っけます。(翻訳機使用してます)

OKOのフィルターの濾過可能物質
除去できる/概ね除去できる
細菌(大腸菌、その他)※
BPA
臭素(炭素
塩素 ※(炭素
シスト※
DNA/RNA
フルメンキン
フミン酸
ヨウ素
鉛 8.5 pH※
オルトリン酸塩
プリント基板
ペニシリンG
多糖類
テロップ
ウイルス(ポリオ、ノロウイルス、ロトウイルス、他) ※多少除去できるヒ素III pH6.5※
ヒ素III pH 8.5※
ヒ素V pH6.5※
臭素(白
クロラミン※
鉄※
鉛 pH6.5 ※

可溶性シリカ
トリハロメタン
VOC※できない/極わずかできる
ヒ素VpH 8.5※
臭素酸塩
六価クロム
硝酸マンガン
水銀.pH6.5※
水銀 pH8.5 ※
NDMA
硫酸塩※印のついたものはすべてNSF濃度基準に従っています。

ウィルスもちゃんと濾過出来るようですね。NSF基準に従っているということは世界レベルに厳しい基準で濾過出来ることを示しています。とはいえOKO自体がNSF認証を取得してるかは不明(HP中では見つけられなかった)

 

後はご覧いただければ分かる通り、病原菌やウィルスなどの有機的な有害物質は概ね濾過・除去できる能力を有しているようですね。

 

逆に重金属類は濾過できない物が多くなっていきます。電気吸着の影響を受けにくいのかもしれませんね。

 

OKOは現在日本では品薄ですが同じようなウィルスも除去できると書かれている浄水ボトルはこちら。

グレイルULピュリファイアーボトル
容量: 16オンス(473ml)
重量:10.9オンス(309g
高さ:9.625インチ(24.5cm)高さ
直径(底面):2.7インチ(6.8cm
アクティブテクノロジー:イオン交換、超粉末活性炭
流量。16オンス(2リットル/分)あたり15秒
除去:ロタウイルス、A型肝炎、ノロウイルス、ジアルジアス、クリプトスポリジウム、大腸菌、コレラ、サルモネラ、赤痢などの水性病原体(ウイルスの99.99%、細菌の99.9999%、原生動物の嚢胞の99.9%)を除去します。
フィルター:微粒子(シルト、マイクロプラスチックなど)、活性炭は化学物質、農薬、重金属、香料、悪臭などを効果的に吸着します。
カートリッジの寿命:定格300サイクル(40ガロン/150L)、「プレスタイム」が25秒(または最初の使用から3年経過)に達すると、浄化器カートリッジを交換する時期になります。
カートリッジの保存可能期間:適切な条件で保存された、未使用の(気密性の高い)浄化剤カートリッジは、10年の保存可能期間を持っています。
BPAフリー素材:ポリプロピレン#5、食品グレードのシリコン、TPE、ABS食品グレードのプラスチックから作られています。引用:グレイルHP

 

 

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OKOは泥水も飲める?ゆきぽよは大丈夫?河川や湖、沼の水は?

さて、ここでこのページの本題、『OKOは泥水を濾過して飲んでも大丈夫?』か否か。ですがニッチマンは『推奨しない』とします。更には河川や沼や湖も同様に推奨しません

 

理由としては、あくまでも緊急時にやむなくならわかるのですが、濾過能力以上に汚染されていた場合、当然ろ材の目詰まりや電気吸着効果の低減が必ず起こるのでリスクが上がる為やそもそも濾過できない物質が含まれる可能性が0ではないからです。

 

OKOのHPでも世界の汚染度をある程度見れるチャートを発表しておりその説明文もあり、その内容は過度に汚染された水を濾過して飲用しない注意喚起と取れると思います。

一般的には、細菌またはウイルスの飽和レベルと検査情報を持っていません。すべての真の有効性を判断するためには、実際にはそのようなデータが必要です。

当社のろ過媒体は、クリプトスポリジウム、ジアルジア・ラムリア、e-コリなどの水系汚染物質など様々な種類の試験に成功しています。
他の多くの人たちは、特定の主張をすることでユーザーを誤解させることになると強く感じています
上記の理由から、安全でない可能性のある水を飲んでいます。多くの
似たような製品は、そのような主張をする代わりに、私たちは私たちの評価システムを厳密に基づいて
から収集した最新のデータを用いて、各国の「安全な水の入手可能性」を調べました。
世界で最も信頼性の高い情報源として私たちは、WHO(世界保健機関)の水の状態データを編集し、更新しています。

 

こちらは一部引用になりますが、おおよその内容はわかると思います。使用する水源のウィルスや細菌・重金属の飽和レベルなどがわからない状態での使用が危ない。なのである程度の汚染具合がわかるチャートを作成したってことですね。つまり泥水に限らず汚染度のわからない水での使用は推奨できないわけです。これは河川や湖や池・沼も含まれます

 

前の段でOKOのろ過能力を示す濾過可能物質の一覧にも有るように、病原菌等には非常に有効ですが重金属は苦手なようですね。

 

ある程度の各国の水の汚染状態をWHOなどのデーター等から編集してOKOのHPでは公表しています。このデータを元に各自で使用範囲の参考にしてほしいという考えのようです。

 

 

しかし「泥水」などは何が入っているのかわからないので緊急時以外で敢えてチャレンジする必要も無いとおもい『推奨しない』とさせていただきました。WHOもまさか国ごとの泥水のデーターは調べて無いと思いますし、地域毎に土壌に含まれる成分が違うので現実的に不可能であると思います。

 

というわけで、ニッチマン的には泥水はのまないのをオススメします。河川や湖の水も、ここの水は飲めるというレベルの湧き水などの安全性をより高めるという意味合いでの使用の方が安心出来るのでは?と考えます。日本の販売店の一部も水道水の使用を前提にしてるところもあるようです。

OKO(オコ)の使用は水道水をおいしく飲むために作られたものです。
コーラなども強力フィルターにより透明に致しますが、本来のご利用はあくまで水道水をろ過するためとなります。(ボブル商品も同様に水道水でのご利用です)
川の水などの水道水以外でのご使用は危険ですので絶対にご利用にならないで下さい。引用:https://item.rakuten.co.jp/7dials/oko550ml/

 

と同時に災害時や遭難時の緊急時での泥水などに対する使用はそのまま飲用することを考えると非常に有効な手段となりえます。

 

そういう意味ではゆきぽよがあの島で生活するのに使用したのはあながち間違いとも言えません・・・・タレントって身体をはる仕事が多くて大変ですね。ただ番組見て常用に泥水も飲めると考えての敢えて飲用水を持たず現地調達しての泥水や河川などの水の飲用は控えた方が無難ではないでしょうか?

まとめ

アイアム冒険少年でゆきぽよが泥水を飲んでいる携帯浄水器『OKO』はかなりの除去率で細菌などを除去できるが、濾過能力をオーバーする可能性があるので泥水などを飲むのは推奨できないと当サイトは結論。

 

煮沸消毒などをした後なら問題なく飲めると思われる。ゆきぽよが元気なのでおおきな影響はないが推奨しない。以上となります。