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世界ふしぎ発見シチリアの美男美女の愛と死の物語!バジルを植えた頭(顔)鉢植えのアラブ人男とシチリア娘悲恋の伝説!
http://crea.bunshun.jp
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こんにちは、ニッチマンです。

シチリアに行った事ありますか?イタリアと言えばパッと頭に出てくるのがナポリ・ローマ・フィ

レンツェ・アマルフィ、そしてシチリアな私でございます。

 

古くからマフィアの本場として認識されているこの島。実際にシチリアに行った事のある人に話

を聴くと冗談で現地の人に、『そうさ!あいつもこいつも俺もマフィアさ!はっはっは!』と言

われた事あったみたい。まぁ真実は知らないほうがいい事もありますがね。

 

さて、今回の世界ふしぎ発見はそのシチリア島を紹介してくれるようなのですが、番組の予告を

見ているとどうやら美男美女の悲恋の伝説があるらしい。

 

ここではその伝説について調べてみたいと思う。

シチリア島のマジョルカ焼きに多い謎の頭の鉢植え。これについての伝説があった。

http://crea.bunshun.jp

こんな鉢をシチリアではよく見かけるのだが、これについて恐ろしくも悲しい伝説があると言う。

今回のふしぎ発見で語られる『美男美女の愛と死の物語』とは恐らくこの顔鉢にまつわるものだ

と思うのでここで紹介したいと思う。

 

世界ふしぎ発見シチリアの鉢植えにまつわる美男美女の愛と死の物語とは?

この物語は愛しすぎた女が愛した男を手にかけ、その頭を鉢植えにしたという伝説。

もうものすごくホラーです。サイコな感じしかないのですが、愛に狂うと人はここまで狂ってし

まうのか?と考えてしまう。話の内容はこうだ。

シチリアの鉢植えにまつわる男と女の狂気に満ちた物語

シチリアはその歴史上、重要な拠点としても位置付けられ、数々の民族の支配を受けてきた土地。

西暦1000年の頃にはアラブ人がこの土地を支配していた。

 

物語の場所は現在の州都パレルモの下町にあたるカルサと呼ばれる所が舞台となる。このカルサ

には大層見目麗しい少女が住んでいた。彼女はバルコニーを植木鉢で飾り、日々植木の世話をし

ながら慎ましくすごしていた。情景的には異国の細い路地のバルコニーに咲き乱れる花々を想像

してほしい。

 

そこに現れたのが当時支配していたイスラム系のアラブ人の男性。彼はその路地を美しく彩る植

木の世話を甲斐甲斐しくする娘に一目ぼれをした。そして娘に愛の言葉をささやき始める。

 

異国の男性からの情熱的な求愛は島で育った箱入りの鳥のような娘には甘美で刺激的だったのか

2人はすぐに恋仲に。しかし男は娘にある事を隠していたのだった。

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私は旅先の愛人だった?男は妻子持ちだった

実は男には祖国に妻と子を残してきた身である事を黙って娘と関係をもっていた。それは男にと

ってはもしかしたら当たり前の事(一夫多妻だった)のかもしれないが、シチリアの娘とっては

信じられない事実だった。

 

男と離れる事を良しとせず、娘は思いがけない行動をとる。今までの愛情、打ち明けられた真実

へのショック。娘の心に黒い感情が生まれ、グルグルと渦を巻いていった。

 

そうして出した答えが『彼を帰してはいけない、ずっと私と一緒。。。。』

狂った愛の行動。ずっと一緒。。。

 

ある晩、男が寝ている間に彼を亡き者にする。二度と自分から離れない様に。。。そして何を

思ったのか男の頭部を切り取り、頭蓋を開け、中にバジルの種をまいたのだ。

 

頭蓋をバルコニーの鉢のように置き、水(一説には涙)を与えると見る見るうちにバジルが育っ

ていった。あまりにも立派に育ったバジルは得も知れぬ芳香を放ち、道行く人々の目を引きます。

 

その鉢植えをうらやましがり、今日のような頭部を模した鉢植えが作られるようになった。。との

伝説。また、女性の頭部の鉢植えが常に一緒にいる事をかなえる為にセットで置かれるようになっ

たらしい。

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まとめ

大体こんな話、ヤンデレ系は1000年以上前からフツーにいたって事だな。

イスラム系の国の一部は一夫多妻なところもあると聞く、となるとこの男は悪気は全くなかった

のかもしれない。そう考えると価値観の相違によるすれ違いの悲しい事故だったのかもと思うと

猶更やるせない気持ちになる。もっともただのクズ男だった可能性も否定はできないのだが。

 

何故バジルの葉をまいたのか?その理由については諸説あるものの、古代ギリシャではバジルは

聖なるハーブとして珍重されていた。自身の行いを清めたかった想いがあったのか、二人の愛は

神聖な物としたかったのか、事実は不明ですが、狂おしいほどの愛は狂ってるとしか感じられま

せんね。。。。悲劇の伝説なんですけど、単純にヤバい奴です(;'∀')