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こんちはニッチマンです。

 

冬迎えて、幽霊や悪魔などの心霊系のお話がちょっとなり潜めた・・・・と思ったらアンビリバボーでこんなトピックで放送されます。

 

「リアルエクソシスト」悪魔に取り憑かれた女性!?ニューヨーク・ポストで将来を有望視されていた新人女性記者が悪魔に取りつかれたかのように突然奇妙な行動を取り始め…?

エクソシストと言えば、いろんな曰くがついた伝説的なホラー映画。。。あのブリッジして階段を降りてくるシーンはもはやトラウマレベル・・・その後の出演者に起きたという不幸についてもよく話題になります。そんなエクソシストのような『リアル』に悪魔にとりつかれた女性記者がいる??という内容だったので番組に先駆けて調べてみたらありましたですよ。

ニューヨークにエクソシスト?

女性が悪魔に取り憑かれる・・・にわかには信じがたい事象ですが、悪魔がいるからエクソシストもいるわけで。。。しかしこの科学万能の世の中にエクソシストは未だに存在してるのか?まず話が早速脱線しますがこちらを先に調べて見た所どうやら絶賛営業中のようだ。

 

あまり詳しくは調べてはいないものの、アメリカにはエクソシスト協会というものも存在していて、バチカンが認可した国際エクソシスト協会というものがあり、アメリカには12人の代表的な司祭がいてエクソシズムを行っているらしい。しかしその人数は十分ではなく慢性的な人手不足。エクソシストによると麻薬やポルノや間違ったオカルトなどが悪魔が入り込むスキを作っているらしい。

 

それはエクソシストが人手不足になるのもうなずける状況だとおもった・・・この様な状況から悪魔憑きが現代にあってもまぁおかしくもないのかな?とも思う・・霊的であるか否かはおいておいて。

リアルエクソシスト?ニューヨーク・ポスト女性記者スザンナ・キャラハンの悪魔憑き?

さて、ここからが本題です。ニューヨーク・ポストの女性記者のスザンナ・キャラハンという女性記者。2009年のある日、突如として当時24歳の彼女に異変が起きます。しびれ、妄想、光への過敏症、不安定な精神状態での行動を起こし始めたのです。当時の彼女も自身に何が起こってるのかわからず、記者という仕事が自分にとって向いていないのでは?ストレスでやられているのでは?と自問自答をしていたようでした。

 

しかしその様な自己分析も虚しく症状は悪化。発作、幻覚、ますます異常行動が増えパニックを起こすようになったのです。家族はそんな彼女を心配し恐れさせました。彼女の彼氏の証言によるとスザンナは睡眠不足が日常化していたので、そのストレスでイライラしてるだけだろうと最初は思っていたそうです。しかし症状が進むにつれその考えを改めなければならない程になっていきました。

 

ある日、不自然な唸り声が聞こえたので振り返るとそこにはスザンナの姿が。スザンナは目をカッと見開いていたのですが、彼氏の姿は彼女の目には映っていないかのようだったのです。その時点で彼氏は『大丈夫?スー?(愛称)起きてる?』と彼女が寝ぼけている可能性を疑いましたが次の瞬間恐ろしい光景が彼の目に飛び込んで来たのです。

 

スザンナの腕が震え、痙攣を起こし大発作が始まります。発作の影響で舌を噛み切り口から血を流しさらにその血の泡を口から漏らし始めました。今までこの様な発作を起こした事のない急な出来事。彼氏は911コールし事なきを得たのがせめてもの救いだったと思われます。

医者サウエルナジャール博士の認識テストで抗NMDA受容体脳炎の可能性を指摘

一ヶ月の入院をして約120万円相当の各種血液検査や脳のスキャンの結果異常は見当たりませんでした。いよいよ持って原因不明の悪魔憑きか?とも思ってしまいたくなる状況です。その時、サルエルナジャール博士が紙に時計の絵を書いてくださいとスザンナに依頼します。

 

スザンナは円を始めに書き、順に1から12の数字をすべて書きました。確かに彼女の認識では書いていたのです。しかし実際に書き上がったものはそうではありませんでした。彼女が書いた時計の絵は左半分が空白で左側への認識が欠如してることを指し示していました。これは左側の視野を司る右脳になんらかの異常が見られるという可能性が高いと言うこと。

 

そうした情報から調べるとスザンナは抗NMDA受容体脳炎という病の可能性を指摘されます。これは自己免疫疾患の一つで自分の免疫で脳が炎症を起こす症状。

 

抗NMDA受容体脳炎は以前より「エクソシスト」のモデルも同じ病だったかもしれないと噂されている疾患で80%が若年の女性がかかるという病気。脳のグルタミン酸受容体に対して自己抗体ができることでかかるらしい。

 

病院での彼女の様子は「言葉がぼんやり」「よだれを垂らす」「不自然なポーズ」「幻覚をみる」などが現れていたそうです。この様な症状をみて「悪魔憑き」とされた人はおそらく過去に多くいて不遇にあった可能性もありえる。そして患者はいつもと違う自分の姿を映像などで見聞きすると自ら「私の中に悪魔がいる」と思ってしまう事も原因として上げられています。

スザンナ・キャラハンの現在

スザンナ・キャラハンは現在は無事に回復しているようです。そして自身の著書に「ブレインオンファイア」を出しています。またこの病は数年で徐々に回復してくる可能性があり、それまでの間親しい人の支えが必須であるとも言えます。スザンナの場合、彼氏と母親の献身的な介護のおかげで回復することができたようです。現在もジャーナリスト・作家として活躍。特に精神科学等に関することについて取材をしてるようです。

まとめ

調べてみたらエクソシストの病気の元となったことで有名な症状だったみたいですね。脳炎がなぜスキャンにでてこなかったのか?素人の考えでは答えは出ませんが、昔はこの様な症状はすべて「悪魔憑き」とされていた可能性は否定できません。

 

冒頭の現代のエクソシズムは麻薬などの薬物と密接な関係にあるみたいでやはり「病魔」と名前もある事を考えると「悪魔憑き」=「病気」というのは万国共通の歴史があるのかもしれないと思いました。以上です!