
こんちはニッチマンです。
皆さんはうにって好きですか?オレンジ色の甘みと僅かな苦味を伴うコクのある海の宝石。。。もうね、腹いっぱい食べたい(笑)実はそのうに、今新しいブランドが出来上がりつつあるんですよ。
満天青空レストランで紹介される神奈川県の小田原で養殖されている通称【きゃべつうに】。このキャベツうにについて通販や販売実績などを調べてみました。
神奈川県小田原の養殖雲丹【きゃべつうに】とは?
神奈川県の水産技術センターが2014年頃から初めた事業で、もともとは海草を食い荒らす雲丹をどうにか資源化できないか?という目論見からスタートしたそうです。
うになのだから、直ぐに資源化できるだろう?と思われるかもしれませんが、海草を食い荒らしたうにを採って割って見た所、可食部である卵巣(身といわれてます)の量がわずか2%しかなく、(通常は20%前後)しかなかったそうです。この状況を打破すべく思い立ったのが『海草以外の餌による身入りの改善』でした。
試した餌は100種類以上
きゃべつうにの身入りを改善すべく試した飼料は実に100種類以上。海草以外でも意外となんでも食べてしまう悪食な雲丹ですがそのなかで何故きゃべつが選ばれたのか?それはもともとの目論見である『雲丹の身入りを良くする』為に雲丹にとって食いつきが良いということと、三浦半島の特産品がキャベツであったこと、そして、キャベツを食べたうにが天然のうにに負けず劣らずの身入りと味になった事で『きゃべつうに』は誕生します。
特徴としては『全体的に甘みがつよく、苦味のすくないまるでフルーツのような味わい』だそうでこれを聞いただけでも一食の価値有り!とおもいますよね!
きゃべつうにの販売は?実績はある?
去年までは試食などはあったのですが一般販売まではされていませんでした。今年からついにきゃべつうにの販売が開始され、少ないながら流通しているようです。
販売実績をみると今年の7月6日にスーパーマーケットスズキヤ駅前店の鮮魚売り場にて2日に渡り一日100個限定の計200個、単価は1個300円にて販売されています。
また、伊豆市にあるイタリアンレストラン『ラ・ベルデ』で『小坪産キャベツウニパスタ』を一日10食限定で提供。このお店が日本で初めてキャベツウニの料理を提供したお店とのこと。両店ともに常時きゃべつうにを置いているわけではなく、7月6・7日にとりあえず200個の販売実績があるというだけのようです。
今後、供給体制が更に安定すれば見かける日が多くなるかもしれません。
きゃべつうにの通販・お取り寄せは?
上記の通り、直売ですら数量が極小のきゃべつうに。残念ながら通販でのお取り扱いはまだまだ先になりそうです。口の中がウニな方にちょっと面白い珍味をご案内します。
こちらは王様のうにという名前の『うにの佃煮』。食べたことありますか?ウニの佃煮。。。是非一度試していただきたい逸品ですね。
ちなみにですが、きゃべつうにの品種は『ムラサキウニ』です。キタムラサキウニとは別種なのですが、キタムラサキウニも美味しいうにの代名詞。というよりも一般的に食味ではムラサキウニよりキタムラサキウニの方が旨味が強くて美味しいとされています。ぜひこの機会にドドンと通販してみてはいかがでしょうか?
同じく放送されていたしらすの沖漬けなら楽天通販にてあるようです。
まとめ
きゃべつうには海草を食い荒らすが身入りの少ないムラサキウニの身入りを良くする為に飼料として三浦半島の特産品のキャベツから出る廃棄キャベツを飼料に用いたうに。
天然よりも甘みが強く苦味が少ないのが特徴。
通販は残念ながら現在のところは不可。以上となります。